神様からの言葉に従う決心をする

…あなたの民は私の民、あなたの神は私の神です。…ナオミは、ルツが自分といっしょに行こうと堅く決心しているのを見ると、もうそれ以上は何も言わなかった。…モアブの女ルツはナオミに言った。「どうぞ、畑に行かせてください。私に親切にしてくださる方のあとについて落ち穂を拾い集めたいのです。」すると、ナオミは彼女に、「娘よ。行っておいで。」と言った。ルツは出かけて行って、刈る人たちのあとについて、畑で落ち穂を拾い集めたが、それは、はからずもエリメレクの一族に属するボアズの畑のうちであった。           ルツ記1章1節~22節,2章1節~4節

今日は、神様の御言葉に従う決心をするということを、ルツの決心を通して学びたいと思います。

1.信仰による決心

飢饉を逃れ、モアブの地に移住したナオミは、10年の間に、夫と、妻を迎えた2人の息子を亡くしてしまいます。ベツレヘムの飢饉が止んだことを聞き、ナオミはベツレヘムに帰り、若い2人の嫁、ルツとオルパは、モアブの実家に戻して、幸福な再婚をしてもらおうと願います。ナオミの優しい語りかけに、オルパはモアブの地に帰って行きます。しかし、ルツは16節にあるように、「あなたの行かれる所へ私も行き、あなたの住まわれる所に私も住みます。あなたの民は私の民、あなたの神は私の神」と告白します。ルツは異邦人の女でしたが(異邦人はユダヤ人にとっては人間扱いもされない存在であった)、ナオミとの生活を通して、神様のことをしっかり聞いていたのです。モーセの十戒も、神に喜ばれる生き方、神の教えを守って生きる生き方も、ナオミから教えられていたのです。ナオミを敬って生きる、ルツの決意の堅さを見て、ナオミはもう何も言いません。ルツは異邦人の女でありながら、信仰に生きたのです。

2.信仰による行動

ナオミと共にベツレヘムに行ったルツは、モーセの律法と姑の助言に従って行動します。ナオミに落穂拾いに行かせてくださいというルツは、前向きで謙遜、自分の手で働いて生きようとしています。こんなルツに、神の御手が働きます。2章に「はからずも…ボアズの畑であった」とあります。これは神様がはからってくださったのです。ボアズと出会ったルツは、彼と結婚しオベデという子どもが与えられます。マタイ1章のイエス・キリストの系図に記されているように、ダビデの先祖、主イエスの先祖となるのです。ルツは信仰に生き、贖いという祝福を得、メシヤの家系に名を連ねるという、大きな祝福を頂いたのです。ルツの決断が、歴史の中に、このルツ記を残し、世界中の人々が恵みを頂くことができるのです。
私たちもルツの信仰と決断を学ばなければなりません。神の教えに従うという決心、教えを知っているだけではなく、その教えに従って生きる道を選んでいこうではありませんか。そして、信仰の決心を堅く持ち続けようではありませんか。そして、神の恵み、祝福を頂いてまいりましょう。
聖書にはルツの他にも、イエスの母マリアの決心(ルカ1章)、バビロン捕囚で捕囚の民となりながらも、ネブカデネザル王の金の像を拝まなかった、シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴの決心(ダニエル3章)、それぞれに神の豊かな祝福が注がれました。私たちも信仰者に習い、神に従う決心をし、行動してまいりましょう。私たちは、多忙な日々ですが、神を愛し、人を愛することの筆頭は、父と母を敬うことです。イザヤ書に、神の望む生き方は「あなたの肉親の世話をすることではないか」とあります。直訳すると、あなたの肉親から身を隠さないことではないかということです。ルツとナオミの美しい嫁姑の関係から学びましょう。神の御言葉に従ったルツは、姑ナオミを心から愛し、ナオミのそばから離れませんでした。そんなルツに対して、神は祝福を与えてくださいました。日々、自分の思いではなく神の御言葉を選び取り、従ってまいりましょう。

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